県内お出かけ 緑と温泉のテーマパーク、天川村!(後編)~テンカワ・ドリーム・ザ・バックドロップ~
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県内お出かけ 緑と温泉のテーマパーク、天川村!(前編)〜幻の神社・天河弁財天社編〜 - 卑屈な奈良ブログ
皆さまご機嫌よう……卑屈な奈良ブログお出かけ編、第4章後編でございます……
暑い(迫真)
毎年のことながら夏は蒸し暑く、冬は寒いという盆地の悲しき宿命よな…ちなみに、「奈良県って内陸にあるから乾燥してるんじゃないの?」と思われがちですが、何故か奈良は全国で4番目に平均相対湿度の高い県だったりします
沖縄より高くて草。そして何故かあれだけ陰湿な県民性の京都府が下位にランクインしているのが納得できねえ
いちいち京都にケンカ売るのやめてよ…
リニアだけは絶対に渡さぬからな…覚えておれよ…覚えておれよ…
まあけど奈良南部は標高が高いから気温は涼しいので、やっぱり夏のお出かけといえば南部の避暑地がオススメやな!というわけで天川村編、後編スタートや!
強引な導入乙…
さて、今回は天川村のメインエリア、洞川地区を紹介していくやで~
洞川地区ってのは、村のどの辺りになるんや?
およそ村の北東に位置する。前回の弁財天社から車でだいたい15分くらいやな
さてまず見所としては、天川が誇る自然の奇跡!面不動鍾乳洞 & 五代松鍾乳洞やな!
ごだいまつしょうにゅうどう…??
「五代松」は、「ごよまつ」と読むやで
出た、ムリゲー過ぎる奈良の難読地名
奈良はまだマシな方やぞ…北海道や沖縄なんてもうこの比ではないから…
奈良県民歴25年ですが、つい最近まで平城山をへいじょうざんって普通に読んでました
で、この2つの鍾乳洞の入り口へは、麓の駐車場から数分歩けば辿りつけるんやが、折角なのでもう一つの方法で登ってみるのが非常にオススメや
もう一つの方法とは?
それがこちら、天川村モノレールや!
モノレール…だと!?あり得ないッ!鉄道すら通ってない南部に、そんな都会みたいな交通インフラが存在する筈がないッ!
ふふふ…実在するんだよそれが!そしてこれこそが天川村の誇る最新鋭テクノロジーの結晶、5人乗り天川村モノレールだッ!!
…………………私のイメージしていたモノレールとは何かだいぶ違う気がするんやが
…まあたぶん木材とかを運んでたやつを、人乗せる用にそのまま魔改造したものと思われる
何というか…もの凄い手作り感に溢れておるな……
ちなみに上のは五代松鍾乳洞のモノレールで、こっちが面不動鍾乳洞のモノレール
お~こっちはなんか、あやめ池遊園地感ある
その例えはもう最近のナウなヤング達には全く通じないから…ちなみにこのモノレール、座席の向きは固定なので、下りの際はUターンせずに背面からそのまま落ちていくスリルが味わえる
某USJにあるハリドリの奈良クオリティ版がこれというわけやな。木材運搬に使うモノレールを観光用にするとは、流石のウォルトディズニーでさえ思いつくまい
実際乗ってみると本当になかなか楽しいので、鍾乳洞に行かれる際は是非どうぞ!運賃は往復500円なり
で、メインの鍾乳洞はどんな感じ?
ほい。まずは面不動鍾乳洞がこちら
お~綺麗にライトアップとかもされてるんや
そんでこっちが五代松鍾乳洞
自然の神秘やな(小並感)
なお、鍾乳洞探検は割と傾斜や段差のきつい洞窟内を歩き回るので、ヒールとか履いて来るのは無論NGです
パリピがBBQのついでにノリでビーチサンダルとかで入ると滑落して死にます
いやまあそんなガチ装備でなくても、普通にTシャツ長ズボンスニーカーとかであれば全然大丈夫やから。五代松鍾乳洞は入り口でヘルメットを貸してくれるので、ちゃんと装備してから入るように!
さてお次はどちらへ?
温泉へ向かう前に、ちょいと洞川エリアのグルメ紹介や!まずはこちら、蕎麦処「清九郎」!
環境省指定の「日本名水100選」に選ばれた天川村の水で作られた手打ち蕎麦は、非常に絶品!観光シーズンの昼時には行列のできる人気のお店やで~
いいねえ~やっぱ夏といえば蕎麦or三輪そうめんよな
さて、お次は洞川メイン通りの旅館街を散策していくで~
あ、何かこのアングルに既視感が…確か近鉄の駅の広告に出てたとこやな
その通り。夜は提灯でライトアップされて一層綺麗やで。まあ今回はワイは日帰りやったけど、温泉旅館をじっくりと楽しみたい人やご家族連れは泊まりで満喫するのもオススメやで~
奈良市あたりから来る人は、泊まりの方が丸一日ゆっくり観光できて良いかもな~
そんでもってカフェタイムや。今回はこちらの「シェアオフィス 西友」さんのカフェにお邪魔しました
へぇ~洞川にもこんなお洒落なテナントがあるんやな
いただいたのは、洞川夏イチゴのソーダと天川ブルーベリーソーダ。どちらも地元で取れたフルーツの甘~~~い果肉を使ったサイダー。暑さで乾いた喉にこれがまた最高や
キンキンに冷えてやがるっ・・・!
さてちょっくら休憩した後、お次はこちらの龍泉寺へと足を伸ばしてみました
こんな感じで、ちょうど境内では水行が行われてる最中でした。洞川から大峰山に登る修験者さんは皆宗派を問わず、この龍泉寺で水行を行うしきたりになっているらしい
へえ~夏は気持ちよさそうやけど冬はこれキツいやろな~
ちなみにこの水行は修験者だけではなくて一般の方でも参加可能やで。水行衣が寺で300円で貸し出しされてるので、興味がある人は一度やってみるのもアリ。観光に来た外国の人なんかも参加してたで~
奈良県南部にもダイバーシティと国際化の波が押し寄せておるんやな…
ではラストはこちら!村営洞川温泉センターへとやって来たで!
温泉に始まり、温泉に終わる…さすが温泉地なだけあって村営の温泉もあるんやな
泉質は弱アルカリ性単純泉。古来より大峰山の修験者たちの旅の疲れを癒やしたお湯なだけあって、日頃の仕事疲れも癒やされるで~
我々現代社畜の疲労は、かつての修験者達のそれに匹敵するのか…
というわけで、天川編はこれにて完結や!
温泉地なのに、車で日帰りやと風呂上がりにビール飲めんのが辛いな~~~金と時間にさえ余裕があれば、是非泊まりで行きたい…
運転が駄目なら、助手席でビールを飲めばいいじゃない
クズなおっさん版マリーアントワネットやな…
まあバスでもアクセス無理ではないから。…最終便の時間にさえ気を付ければ
して、次回はどこを紹介するのだ?
うーむ…現在考え中。ある意味ちょっと穴場やが、天理市あたり行ってみようかとも思ったが…
ついに日本唯一の宗教都市TENRIへ…まあ県外民からすれば「うおお…」ってなるらしいけど、奈良北部民からすれば別に今更やからな…
ワイも小さい頃はよくおぢばがえりに行ってカレー食べてました…まあ天理ラーメンやウナギのみしまやをはじめ、グルメはかなり豊富な街である
天ラーは最近県外進出もしてるから、もはやご当地グルメを超越した存在となりつつあるけどな
そんなわけで、もし他に紹介してほしい街やスポット、特集ネタがあればぜひコメント欄やリプライなどでご希望ください!
ぶっちゃけネタのストックがそろそろヤバいです。助けて下さい。
では今回もお読み頂き、ありがとうございました!
次回もぜひぜひ~!
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